吴公子的十九字诗

回转寿司的十九字诗

离打烊不远,省吾与美智子,见一个寿司,
在寿司台上孤独地回转,店中的老收音机,
放送着《吾亦红》,寿司转到面前时唱到:
落山风吹来,能划着火柴,也难将香点燃。
转几圈唱到:下个月我要离婚了。省吾说:
已头髪斑白的中年人,要离婚并不容易吧。
美智子说:逝去的母亲会抚慰她的孩子的。

──2015年6月24日第2,079首十九字诗
──2016年《我们的爱的故事──吴公子诗集》,光明日报出版社

【注】:
1.2007年发行,千明哲也(ちあき てつや)作词、杉本眞人(すぎもと まさと)作曲及演唱的《吾亦红(われもこう)》的歌词及吴公子的中文翻译如下:
“マッチを擦ればおろしが吹いて
(落山风吹来,能划着火柴,)
   线香がやけにつき难い
(也难将香点燃。)
   さらさら揺れる吾亦红
(吾亦红沙沙地摇动,)
   ふとあなたの吐息のようで...
(仿佛您骤然喘息的样子……)
   盆の休みに帰れなかった
(盂兰节的假日未能归来,)
   俺の杜撰さ叹いているか
(您会责怪我做事不牢靠吧。)
   あなたにあなたに谢りたくて
(向您、向您请罪。)
   仕事に名を借りたご无沙汰
(借口工作繁忙而未能来问安,)
   あなたにあなたに谢りたくて
(向您、向您请罪。)
   山裾の秋ひとり逢いに来た
(秋天的山脚下,独自来见您,)
   ただあなたに谢りたくて
(只是想向您请罪。)
   小さな町に嫁いで生きて
(您嫁到小镇来生活,)
   ここしか知らない人だった...
(除了这儿哪都不知道……)
   それでも母を生き切った
(就这样过了一生,)
   俺、あなたが羡ましいよ...
(我羡慕您……)
   今はいとこが住んでる家に
(如今堂弟住在家里,)
   昔みたいに灯りがともる
(和以前一样点亮着灯。)
あなたはあなたは家族も远く
(您啊、您啊,离亲人那么远,)
   気强く寂しさを堪えた
(坚强地忍受孤单寂寞。)
   あなたのあなたの见せない疵が
(您的、您的伤痛,不让人知道)
   身に沁みて行くやっと手が届く
(如今的我已深深感受到了,)
   ばか野郎となじってくれよ
(责怪我愚昧吧。)
   亲のことなど気遣う暇に
(您说有空别老惦记着父母,)
   后で耻じない自分を生きろ
(过自己想过的生活免得将来后悔。)
   あなたのあなたの形见の言叶
(您的、您的生前的叮嘱,)
   守れた试しさえないけど
(我却未能做到。)
   あなたにあなたに戚张ってみたい
(向您、向您显现一下自得吧,)
   来月で俺离婚するんだよ
(下个月我要离婚了,)
   そう、はじめて自分を生きる
(将开始过自己的生活。)
   あなたにあなたに见ていて欲しい
(您啊、您啊,想让您看到,)
   髪に白髪が混じり始めても
(我也已头髪斑白,)
   俺、死ぬまであなたの子供...
(但我到死也是您的孩子……)”

2.吾亦红(ワレモコウ),中文名为地榆,学名Sanguisorba officinalis,为多年生草本植物。羽状复叶,细长的穂状花落后,剩下楕圆形直立的红色花茎。

3.《吾亦红》歌词中的日文汉字“俺”,男女皆可使用,是乡下人的自称。吴公子说歌词中第一行冬季的“落山风吹来(おろしが吹いて)”与第十行“秋天的山脚下(山裾の秋)”,季节上并不一致。